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ご挨拶状抜粋 小島雪香略歴 展覧会場 展示品目録 葛飾ケーブルテレビで

【展覧会の趣旨−「我が家のお宝展」ご挨拶状より抜粋】

我が家のお宝展によせて

 十余年前、祖母の書き汚しを裏打ちして保存したいと思ったのがきっかけでした。新聞の折り込みチラシで、カルチャースクールで裏打ちが習える事を、そしてその講座が「表装」と言う事を知りました。裏打ちして保存と言う思いだけで始めた事が、掛軸、額、屏風・・・と、行けども行けども表装は奥が深い技術です。清水先生と円子先生には、親子共々初歩から現在に至るまで、丁寧に親切にお教え頂きました。こうして祖母の作品ばかりか、その師石井雙石の書など沢山の作品が、掛軸や屏風などになりましたのも諸先生方のお陰です。私達にとって何ものにも代え難い「宝」となりました。今回、祖母小島雪香の足跡を辿りながら、「我が家のお宝展」として発表させて頂きました。
 表装は、主婦の趣味として今後も末永く続けていきたいと思っております。

絵里佳

 娘、絵里佳と始めた表装です。念願だった母の作品を展示する事ができて嬉しく思っております。十三回忌の法要を迎えますこの年に、母終焉の地葛飾で展覧会を開催できた事は何よりの供養になりました。
 「宝」とは何か?と言う問いかけにもなれば幸いです。

桂子