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2003年4月の「第3回江戸表具を愛する会展」に続き、横浜赤レンガ倉庫での展覧会は2回目になりました。海のそばの展覧会場で、 掛け軸・屏風・横被・巻物。そして、灯り・時計など表装から少し離れたものまで展示させて頂きました。題して「ごぶりんばあほおの遊び展」です。

色々な形式の掛け軸を展示いたしました。全てをご覧頂けないのが残念ですが、この作品は、風呂敷「高山麗花」部分を明朝表具に仕立てたものです。

屏風屏風

上記は、2004年日本アンデパンダン展−工芸の部に出品した作品です。高さが5尺(1m50cmくらい)の屏風です。テーマを「白と黒」にして、4名が各自のイメージで作成致しました。表に張ってある紙もそれぞれ異なり、書や絵画的にしたものなど趣向をこらしてみました。裂地を一部使用した屏風もあります。

酒井幸子先生屏風 酒井先生掛け軸
(酒井幸子 画・・・屏風題名:四季草花図/軸題名:舞姿)

画家:酒井幸子先生の絵(本紙を賛助出品して頂きました)を掛け軸と屏風にお仕立てさせて頂きました。

右の画像は、クリックすると大きく表示できます。酒井幸子ギャラリーに色々な作品がございますので是非ご覧下さい。

協力:アトリエ 桂 協力:アトリエ 桂
(協力:アトリエ 桂 / 右の画像をクリックすると大きく表示できます)




(風呂敷地を貼った屏風と刷毛目の風炉先屏風)

屏風 屏風
(表は、土佐和紙に常磐津・長唄の謡い本散らし / 裏は男物の長襦袢地を貼りました)

「灯り」や「時計」も表装技術の応用で作る事が出来ます。
小学生が半紙に墨で描いた魚の絵を小屏風にしたものです。(協力:書道教室K−許斐康司君 画)

今回の展示のメイン!!
小学生六年生の由貴ちゃんが、掛け軸を仕立てながら作成した掛け軸レポートです。画像をクリックすると詳細がご覧頂けます。


(レポートを展示)

来年の干支は、「酉」!
(作品の拡大画像)



ポスター・案内状・撮影協力:SGCM / 木材協力:和泉屋材木店

あまりご紹介できませんでしたが、表装技術を利用して表装から少し離れた作品を色々と展示させて頂きました。また表装の初心に戻って新たな気持ちで制作に励みたいと思います。


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