会場:横浜赤レンガ倉庫1号館
海の見える赤レンガ倉庫1号館のギャラリーでの展覧会でした。
洋風イメージの空間に江戸表具と言うミスマッチな展覧会を企画いたしました
展覧会期間の4月19日と20日は、丁度"第27回 野毛大道芸2003"が開催されると言う事で赤レンガ倉庫もみなとみらい地区の会場になっていました。そこで、野毛大道芸に参加されるハッピー吉沢氏にお願いして画像を貸して頂き、和額と掛軸に使わせて頂きました(ハッピー吉沢さん、ありがとうございました)。お陰様で、気持ちだけでも参加させて頂く事が出来ました。
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江戸表具を愛する会の企画Vol.2です。
前回の「遊で遊ぶ」では、本紙を統一して各自のイメージで仕立てましたが、今回は二色の裂地を統一して五名で仕立てました。赤レンガ倉庫のイメージの白と水色の裂地です。
形式、本紙(作品)などの使い方は各々の感性です。
取り合わせ方の違いを見比べて頂きたいと思います。
−個々の掛軸画像をクリックして下さい。説明入りの大きな画像が表示できます−
『失われつつある揉みから紙の技法を残したい』と言う、"揉みから紙保存協会"の方々のお気持ちと私達の思いが重なりあうような気がして、許可を頂いて会場内で"揉みから紙製作工程ビデオ"を期間中会場内で放映致しました。
とても貴重な技術で多くの方に知って頂きたいと思いました。揉みから紙作成までは遠い道のりですが、既成の揉み紙を使った掛軸も何幅か展示致しました。