戻る

【第四回江戸表具を愛する会展レポート】


期日:2003.5.14(水)〜18(日)

会場:横浜市大倉山記念館

−大倉山記念館−

今回の展覧会場! 「横浜市大倉山記念館」の正面です。
東急・大倉山駅のすぐ横の坂をずーーーーっ上って階段を上ると、ここに到着致します。運動不足の私には、期間中この坂を上るのがちょっと大変でした。
でも、格調高いステキな建物なのです。
大倉山記念館

大倉山記念館は、壁面56.5メートルの回廊ギャラリーです。趣がありゆっくりと作品を鑑賞出来るとても良い展示スペースです。

展示風景
江戸表具を愛する会の企画Vol.2「白と水色のハーモニー」と、小中学生三名の表装作品は、第三回展から第五会展まで巡回展示です。会場のイメージで作品がどう見えるかと言うのも楽しみでした。この大倉山記念館は、前回の赤レンガ倉庫1号館より天井が低いのですが、木立に囲まれた立地条件と、中庭が有り片側の壁面だけに展示された作品を回廊を一周しながら見る事ができるので、掛軸の展示には好条件でした。

−共催:和みの遊(おるく工房提携教室)−

"和みの遊"は、江戸表具を愛する会のメンバーの一人が講師をしております、おるく工房提携教室です。私達が学んでおります、おるく工房のカリキュラムに添った指導をしております。お二人の生徒さんのお教室です。今回は共催として、カリキュラムで作成した軸や屏風など15点の作品を展示して頂きました。お二人の個性が溢れていて、独創的な作品ばかりでした。

−和みの遊のMさんの作品(展示作品から)−

−和みの遊のHさんの作品(展示作品から)−

−展示作品ピックアップ−

リハビリ中のY.Kさんの絵を二幅の掛軸にお仕立てしました−

−後記−

 "和みの遊"お二人の作品は、表装に出会った頃からのルーツ、師であります"伝統工芸士(江戸表具)・清水達也"の作品は、私達が目指す目標です。今回思いがけず、ご一緒に展覧会を開催できた事を嬉しく思いました。これからも初心を忘れる事なく、遠い目標に向かって地道に進んで行きたいと思います。

戻る