(日本自由画壇評議委員) 墨彩画・篆刻・表装 会期:2003年9月29日(月)〜10月4日(土) 会場:日本橋 ギャラリー白百合 |
深海青涛(深海正治)さんと言う80代の方が、屏風を木の状態から作成なさっていると言うお話を伺い吃驚しておりました。私達は屏風を仕立てる時に切り込みの入った屏風用に作成された木を組んで組子にするところから始めます。少し違いますが、障子紙を貼る前の状態のようなものに組み立てるのです。それを深海氏は、枠の木のホゾもホゾ穴も桟の切り込みもすべてご自分で作られたと言うので、とても吃驚したのです。画像の展覧会の案内状にあるのもその屏風です。屏風に貼られた絵も深海氏の作品です。
作品展会場には、ご自身の絵を掛軸に仕立てられたものも展示されていました。胃カメラの開発をされた知る人ぞ知ると言う方が、お仕事から離れられた後に墨彩画から篆刻、表装と趣味を広げて追求されている事は、私達の励みになります。ご夫妻のにこやかなお姿が目に焼きつきました。
中西克江 個展 会期:2003年10月17日(金)〜10月22日(水) 会場:white wall gallery (六本木乃木坂スタジオ2F) |
2003年9月に三井ホームYOUR SIGN成城モデルハウスで行いました「洋館に合うかな?和風の屏風展」に、絵手紙の「かの会」の方々に作品をご協力頂きました。中西さんは、「かの会」の講師をなさっている方です。絵手紙とは少し異なり、"心わ画"と題されたものを9年なさっているそうです。可愛い絵にちょっとした気持ちを素直に書かれているものです。ほのぼのとした気持ちになりました。