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揉み紙表具・・・揉み紙は、大正末期から昭和初期に良く使用された表具用紙です。無地と、揉んで不整皺をつけたものがあります。「京揉み」の名で珍重されていますが、造り手が少なくなっているようです。

(自作書ー紙本)
花をのみ待つらん人に山さとのゆきまのくさの春をみせはや
和歌二首を二片に分けて書きました。しなやかで絹に似た光沢の風合いを損なわない ように、ドーサ液で色止めをせず用いてみました。