会場:世田谷美術館区民ギャラリーA 期日:2009年6月2日(火)〜2009年6月7日(日) |
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今回のテーマは、「和風にふれて、ゆったりとした時を・・・」
江戸表具を愛する会では、掛け軸や屏風を生活の中に取り入れて頂くことをお勧めしています。掛け軸や屏風は、日本間ばかりでなく洋間に飾っても楽しいものです。お好みの絵や書などを和の文様の裂地などで彩り、掛け軸や屏風にして是非飾って頂きたいと思います。ご自宅に飾るならどのようなものが良いかとイメージしながら、ご覧頂きたいと思い作品を仕立ててみました。
昨年に続いて表装作品の制作は、ごぶりんばあほおの四名と石田由男さん、越綾子さん、和みの遊の二名です。
同じ絵柄の手描京友禅を本紙にして、取り合わせの違いを楽しみました
京友禅伝統工芸士-真鍋操作先生の講習会で、ごぶりんばあほおの四名が色を挿した手描き友禅です。始めて四人揃って講習会に参加でき、各自の思いを込めた取り合せで掛け軸に仕立てました。どのようなお部屋に飾ったら良いでしょうか?
小さなお子様がずーーっとご覧になっていたのは・・・
越綾子さんが仕立てられた、御絵を入れ替えて飾る事ができる御絵掛けです。 聖母マリアをご覧になっていたのでしょうか?御絵掛けが面白かったのでしょうか? |
巾1.2尺(約36cm)、長さ3尺(約90p)ほどの小ぶりの明るい色調の掛け軸です。リビングルームに飾っw も良いかな?と思えるようにで作ってみました。
こちらも小ぶりの掛け軸です。雛祭りやクリスマスなどにも飾って頂きたいと思います。
和みの遊のお二人にはいつもご協力頂いております。個性的な作品が多いようです。。
石田由男さんは、伝統的な掛け軸を丁寧に制作されますが、お年の割りに(ごめんなさい)若々しい発想で掛け軸を制作されています。紙や糊を使わずに仕立てられたもの、洋服地を利用したものなど。自作シルクスクリーンも見事な出来栄えでした。会場にいらした方々に制作課程を詳しく説明していました。
風炉先屏風はごぶりんばあほおが制作したものです。灯りや手作りの茶碗も置いてみました。
今回はすっきりと展示できたかも知れません。毎回楽しみにして下さる方もいらして、とても嬉しく思っています。
皆様有難うございます。
では、次回の展覧会まで・・・
制作:越綾子さん