3・6全国争議団交流集会を開催
          3・7福岡現地行動を展開

  全国の争議団は今年、第35回全国交流会を3月6日九州・福岡の地で開催しました。箱崎会館で開催された3つの分科会では争議をめぐる状況や共通する課題につき活発な交流・討論が行われました。リーセントホテルに移って開かれた交流集会には78名が参加、、地元福岡の地で闘う仲間からの連帯挨拶を、タンポポの会(死刑廃止運動)、きんしゃい金曜・脱原発、サウンドデモ裁判原告団などから受け、争議勝利・解決・終結報告、基調報告、「戦争・治安国家化に反対する」「労働法制の改悪に反対する」二つの集会決議を採択、東京、関西、九州から各争議団が登壇し次々と闘争報告を受けました。宴会場に移って福岡合同労組結成40周年のパーティも開催。

   各分科会で活発な討論・交流             全国交流集会(リーセントホテル)
 
《3月7日全国結集行動報告》
  翌日は、虹ヶ丘労組の福岡県庁抗議行動、ファビルス復職要求社前闘争、明大生協労組福岡地裁抗議行動をのべ148の結集で打ち抜きました。東京からは27名が結集しました。

(第1現場)

 虹ヶ丘学園労組の福岡県庁抗議行動が、3月7日午前8時より東京26名、関西7名、九州18名の結集で勝ち取られました。 組合潰しの偽装廃園で解雇無効の最高裁判決が出ていますが、
解散認可を行った福岡県は偽装廃園とは知らなかった、と居直っています。福岡県に対する抗議の声を上げました。
 県庁施設に拡げられた横断幕を巡っての県庁職員の対応がしつこかったです。用意したビラ400枚があっという間にはけて、ビラは1000枚程準備する必要がありました。

               




  (第2現場)
                                                          福岡地区合同労働組合のファビルスに対する復職要求闘争が、博多駅前1−1−1新三井ビル前で取り組まれました。病気休職していた栗林組合員を排除しようと会社は産業医の診断の結果、復職不能として、昨年10月「休職期間満了による退職通知」なる首切り文書を送付してきました。これを許さず、復職を要求する闘いが続いています。この日の結集は、48名でした。何時も対応に出てくる職制はこの時は出てきませんでした。



(第3現場)

 全国で開催されている明大の入学試験に参加の学生に大学生協で起きた争議の実態を知らせる情宣・ビラ配布を行った明大生協労組に対して、大学当局は不当な情宣禁止の仮処分を申請、東京と並んで入試会場のあった福岡でも、裁判所が仮処分決定に基づく執行官保管と称して、現場で労組の拡声器と旗を奪うという暴挙が行われました。それだけでなく、福岡地裁は奪って保管
していた拡声器と旗を紛失してしまう、という失態を演じたのです。民事弾圧の不当性が現れた出来事でした。明大生協労組はこれに対して国賠訴訟を起こしています。
 この日の明大生協労組の福岡地裁抗議行動は、九州の仲間のシュプレヒコールに続き、当該=明大生協労組、関単労・阪大分会、虹ヶ丘学園労組、東京ふじせ企画労組、三合労中大闘争から民事弾圧に加担し労働者の正当な要求を押しつぶす裁判所へ怒りの声が上げられました。
     結集は、49名でした。