品川臨職闘争勝利へ!
9・30、10・22
 南部交流会
    
2波の集中闘争を展開!


9・30品川区の不当解雇糾弾の
      集会・デモを今年も打ち抜く!

 9月30日、品川臨職佐久間さん不当解雇34周年糾弾!庁舎前集会・デモが南部地区労働者交流会の集中行動として取り組まれた。
 小雨降る中、庁舎前に集まったのは夕方5時半のこと。そこにはすでに品川区の管理職、総務職員、そして本庁公安を含む権力が庁舎前広場を陣取っていた。総勢30名に及んだ。当局−権力一体の監視、弾圧体制の中、品川区に働く労働者そして地域住民に向けて情宣行動を開始した。
 支援に駆けつけてくれた仲間たちが、集まってくる中で、当局に怒りのシュプレヒコールをたたきつけ、集会を開始した。
共に闘う仲間の連帯挨拶
 司会は南部労組の仲間。最初に当該から基調提起を行った。
 34年前の解雇前後の当局の攻撃の実態、浜野区長就任以降の闘い、そして来年10月区長選を控え、争議責任を果たすことなく2期日に突入しようと画策する浜野区長に対しての今後の闘いを提起した。連帯挨拶は、中部労組・旭ダイヤから経営による1億5千万円の損賠攻撃を許さず闘うことが報告された。続いて、連帯労組・板橋区パートから、パートとしての30年の闘いの成果と課題につき報告された。
のじれんの仲間からは、渋谷区による宮下公園や渋谷区役所地下からの排除、ナイキ化攻撃との闘いについて報告された。最後に、南部労組障害者組合員鈴木さんから大田区の移動介護削減攻撃に抗した大田区との裁判闘争につき報告、闘う決意が明らかにされた。当該のシュプレヒコールを当局にたたきつけ、中小企業センターに移動、デモに出発した。
 秋雨前線はねのけ固い抜く!
 昨年に続き再び秋雨前線にたたられたが、多くの仲間たちは雨をはねのけてきてくれ、大井町までのデモを、仲間達と共に闘い抜いた。
 解散他の公園で、南部交流会を代表してふじせ労組からまとめの発言を行い、地域共闘を強化して秋年末闘争を闘うことを表明、当該のシュプレヒコールで9・30闘争を終了した。

10・22集中闘争=争団連統一行動
47団体72名の結集で闘う!

 当局に4団体共同申し入れを行う



 10月22日、争団連統一行動は朝の論創社社長宅闘争、昼の明大生協大学会館前闘争に続く、第3現場として
品川区庁舎前の品川臨職・佐久間さん解雇撤回闘争を闘った。
 争団連続一行動(南部交流会集中闘争)を闘うにあたって、10月19日、区長室、総務部長、総務課長、人事課長に、4団体の共同申し入れ書を受け取りに庁舎前に出てくるよう求める電話をかけた。ところが、区長室に電話したはずガ、出てきたのは総務課長。しかし、こちらの主旨を受け止めることなく、一方的に拒絶した。区長室にかけても総務部長にかけても、いずれも総務課長が防波堤となり、取り次ぐことすらしないのだ。南部労組、品川臨職共闘という当事者を越えて、争団連、南部交流会という新たな団体が、品川区に争議解決を申し入れるというのは初めてのこと。全く無礼千万この上ない対応である。重大なこの意味合いを真摯に検討することなく、切り捨てるこの姿勢が、品川区の反労働者的な現状を物語っている。
 当日、庁舎前で待っていたのは、庁舎管理担当の経理課と数名の管理職。そして本庁と品川署公安8名であった。事前にアポイントした肝心の所管課は不在。一切無視する、という対応であった。これが今の当局の私達への対応である。
 47団体72名の仲間たちは、庁舎正面口で、防災センター口で、受け取りを要求。怒りを持って当局に抗議のシュプレヒコールをたたきつけた。集会では、当該からこの間の当局との闘いにつき報告、区長の争議責任からの逃亡したままの、来年10月の二期目突入を許さず闘う決意を表明した。連帯挨拶は、地域で共に闘う、ユニオン東京合同プリタ二力分会、連帯・杉並、絶対法・破防法反対共同行動からうけた。決意表明では、この日明大生協闘争、品川臨職闘争と共に統一行動の朝一番の闘争として闘った論創社闘争、そして品川の闘いいを集中闘争として闘った南部交流会から受け、最後に争団連を代表して山田書院労組から、全日行動のまとめを受け、成功裏に闘いを終了した。
 共同申入書について、翌日の10月23日、区長、副区長、総務部長、総務課長、人事課に対して郵送をした。しかし、10月28日には区長から「受取拒絶」で、他5名は「受け取りきょ(手書きで手偏に臣の字になっていた)絶」で29日に返送されてきた。
 許しがたい対応というほかない。「百年に一度」と言われる危機の中、全ての矛盾が労働者に襲いかかっており、社会的に大問題となっている。今年の12月の年末には解雇される非正規雇用労働者は24万4千人に達すると言われている。こうした状況下で、資本−当局の使い捨てに抗して闘う全都−地域の労働者の声を一顧だにしなかった当局の責任は重大だ。決して看過して許されるものではない。
 南部集中闘争、争団連統一行動の成功を共に担っていただいた皆さんに感謝します。