9・30南部地区交流会集中闘争


 品川臨職不当解雇33周年糾弾集会・デモに

           58団体84名の仲間が結集!

 台風の影響で日中から降ったり止んだりの天候の下、夕方5時半過ぎ、品川区庁舎前で旗、横断幕等を設営。区は管理職40名を動員して行動を監視。本庁2名+品川署11名も確認。集会では当該から、基調報告。浜野区長体制下における争議全面解決に向けて新たな闘いを含めた今後の支援・共闘が呼びかけられた。連帯挨拶は連帯杉並、大道測量、全学研労組、のじれん。南部労組・アール、ふじせ労組、南部交流会からの決意表明も行われ、最後にシュプレヒコールを叩きつけ、中小企業センター前へ移動してデモ出発となった。旗・プラカードを林立させ、庁舎前から大井町駅前を通り、84名でデモをかち取った。沿道のギャラリーの注目度も良好で、激励の声も浴び、地域への訴えが浸透した行動となった。

10・23争団連統一行動/南部交流会集中闘争
                  の成功をかち取る!
 10月23日、争議団連絡会議の統一行動として、重要局面にあるふじせ闘争・アール闘争・大道測量闘争の3争議現場を貫く闘いが展開され、それぞれ80名を越える結集で大きな成功を収めた。南部交流会はふじせ・アールについて、集中闘争として取り組み、地域から約30名の仲間の結集をかち取り、共に闘い抜いた。地域・全都・出版等の仲間との連帯・共闘により力強い闘いを創り出すことができた。
 
役員たちが出社放棄で逃亡する中、学研社前集会を開催!
 第1弾の学研・ふじせ闘争では、早朝7時30分から学研社前に登場、学研の役員たちは、社前を圧倒的に埋め尽くした労働者の抗議・団交要求の構えを前に一人も出社してこれなかった。9時を回ったところで、社屋正面に座り込んで集会を開始、連帯挨拶を全学研労組、同じ五反田で争議中のブリタニカ分会、保安処分攻撃と闘う予防拘禁法を許すなネットワーク、間接強制を打ち破り闘っている三多摩合同労組ケミカルプリント分会から受けるなどして、46団体85名の結集で集会を開催した。学研労働者のみならず、地域の労働者の関心も集め、用意した情宣ビラ500枚は、完配となった。8月に学研本社がこの西五反田に移転して間もない中、最初の統一行動・集中闘争を経営陣に浴びせて、闘いは大成功となった。

               
10・23アール社前闘争(赤坂ツインタワービル前)

 続いて第2弾の現場である、アールインベストメントアンドデザイン社の入っている赤坂ツインタワー前へ。代表団6名で申し入れへ向かう。16階まで一気に上がり、オフィスへ入る。無人の受付から電話。応対の声は女性社員だが、待たせたあげく社長は居留守対応で、申し入れ書の取り次ぎにも誰も出てこない不誠実な対応。下に降りて、仲間に報告し、抗議のシュプレヒコールを上げて、集会を開始。当該からの基調のあと、仲間たちから力強い連帯挨拶が続く。破防法・祖対法反対共同行動、明大生協労組、そして連帯に新規加盟した成増厚生病院労組、この日大挙して結集してくれた渋谷のじれんからの連帯挨拶を受けて、次の現場となる大道測量闘争の決意表明に集会も引き締まる。権力にも介入させず、これまでで最大の86名の結集で集会をかち取った。
 最後の現場となった、大道測量闘争の大同環境包囲デモも御徒町の繁華街を練り歩き、争議を地域に鮮烈にアピールし大成功を収めた。
 全争議団闘争勝利、職場闘争をはじめ全ての闘いの勝利へ秋季年末闘争を闘い抜こうとの決意が参加者全員の中に溢れた統一行動となった。
 
 【争議・職場ダイジェスト】
 今春の合同労働相談で組合加入した上原クリーニングは解決後、4名中3名が組合に残った。この間、連帯労組経由で労働相談が2件。1件は病院派遣業務での嫌がらせと解雇、事務所にて相談の後、連絡待ち。1件は運輸会社事務での契約内容不履行と解雇策動、即日組合加入で会社に加入通告〜現在会社側と交渉開始中。また南部交流会では、4.28闘争の勝利と職場闘争の共有化について総括を深化すべく継続討議を確認、具体化していく。