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学研・ふじせ闘争 社前版
 東京ふじせ企画労働組合
 ふじせ闘争支援共闘会議
宮原社長に肉薄し、争議解決を迫る夏へ
  学研社前−イベント会場で現場行動を展開

 


争議責任を居直り、民事弾圧でのふじせ闘争潰しが破綻し、株主総会での虚偽答弁も指弾される判決を受け、逃げ切り策の破綻が決定的になった2025年、私たちは学研・宮原社長に迫る闘いを展開しています。
 5・19学研社前行動
報告がだいぶ遡りますが、先号の「パルス」が5月19日の社前行動の日の発刊でしたので、この日の行動から報告します。朝7時30分からの行動、例によって小早川常務は朝早く7時50分に出社、「争議を解決しなさい」と抗議の声をかけました。

出社する学研労働者に朝ビラを配布、9時からは座り込み抗議行動に移りました。
9時30分頃、宮原社長がセンチュリーに乗って出社、皆、一斉に立ち上がって抗議の声を浴びせました。宮原損賠敗訴を受け止めて、組合への敵対、誹謗中傷の虚偽答弁を反省し、争議を解決するように、逃亡をやめろ、と抗議しました。
 10時までの行動予定でしたが、宮原社長へのシュプレヒコールを引き継ぎ、少し早めに行動を終了しました。

5・29日本雑誌協会総会、宮原理事長へ抗議の情宣行動                               東京ドームホテル前
昨年から宮原学研社長が日本雑誌協会の理事長になっていることにつき、氏の学研における組合弾圧と雑誌協会が掲げている「表現の自由」や「知る権利」との背反、(雑誌協会は、共謀罪や秘密保護法制定などの治安立法への抗議声明をあげてきている)乖離につき到底、肯定できないことを訴え、総会会場前で抗議・情宣行動を展開しました。事前に協会理事になっている出版各社の代表にも学研経営が行っている当倒産・解雇の争議責任を居直っての組合活動圧殺の損賠攻撃の実態を知らせるチラシを送付、出版人からも疑義の声が上がり、拡がることになりました。私たちは、宮原社長が理事を辞めることを求めるのではなく、今年も総会理事長としての使命を果たそうとするのであれば、直ちに悪質な民事弾圧をやめて争議を解決するように求めていきたいと考えています。
  様々なイベントが開催されている東京ドームホテル前での行動は大変注目を浴び、
 全都から結集した仲間と共に力強い抗議のシュプレヒコールをあげて大変盛り上がった取り組みになりました。



6・17高齢者住宅協会イベント行動
 サービス付き高齢者住宅協会の主催する「地域包括ケアのまちづくりセミナー」が6月17日に学研本社で開催され、私たちは、この恒例行事に際して、学研経営が抱える争議と民事弾圧につき訴えてきました。学研ココファンあすみが丘(千葉市)での居住者の声を取り上げた組合ニュース記事を「名誉毀損」と言い立てての損賠攻撃として開始されて以来の学研経営とココファンの争議圧殺攻撃との攻防の一環としてイベント情宣・抗議行動として取り組んできました。
 今回の行事でも、内閣府や国土交通省の役人の講演に続き、小早川取締役(高齢者住宅協会会長)がコーディネーターとして座談会を開催するなどの運営が取り組まれましたが、私たちは参加者に争議・弾圧の実態を知らせるビラ配布とマイク情宣を行いました。
 
 6・27三井住友銀行糾弾の株主総会闘争を打ち抜く
 今年も大手町の本店で開催された三井住友フィナンシャルグループの株主総会への情宣行動を行いました。学研HDの事実上のメインバンクである三井住友銀行は、学研ココファン損賠の一審判決が出された直後、仮執行付きの判決を得た学研経営に加担し、組合員の預金口座の所在を学研経営に教え、学研経営は口座の差し押さえを行って組合員から金を取り立てる、という悪質金融並みの攻撃が行われました。守秘義務である預金口座のありかを教えた三井住友銀行に対して、事実関係を問い質す申入れ行動を行いました。三井住友は組合員の口座の所在を学研側に伝えたのかどうかにつき、「教えていない」とも「教えた」とも言わず、言を曖昧にして責任逃れをくり返しました。
 以降、私たちはメインバンクとして「争議解決」の働きかけを行う義務と、学研の損賠・差し押さえの民事弾圧への加担の責任を追及し、株主総会での抗議・情宣行動を展開し続けています。
 6月27日の株主総会でも、本店前でのビラ配布、マイク情宣は多くの株主や通行人の注目を浴びました。株主の関心も呼び、ビラも多く受け取ってもらうことができました。
 7・6学研夏休み応援イベント
 「自由研究EXPO25」と題して夏休みを迎える子供たち向けのイベントが学研本社で開催され、親子連れの参加者が訪れました。参加者は、横断幕や幟に驚きながら、社内に入っていきました。イベントはなかなかの盛況だったようですが、争議の存在を訴える私たちに関心を示し、中にはビラを受け取る参加者もあり、有効な取り組みが出来ました。