学研経営の責任を追及するぞ!
職場でのパワハラ・退職強要、
           労務管理の強化をやめろ!

 昨年来、学研の職場ではパワハラ・退職強要が行われて、私たちのところにもその状を訴える声が寄せられています。昨春、事業会社のS社長らが先頭になってパワハを行い、退職に追い込まれ鬱病になった女性労働者が、出版労連ユニオンに加入して社の責任を問題にした事件の存在は、昨年12月の株主総会で木村常務が無責任なごかし答弁の中でしたが認めました。これは氷山の一角と言われています。宮原新社長は就任早々の昨年頭の社内報で、「学研の反撃」と題して、「今変わらなければ未来はないと激した口調で危機をアジリ、労働者に社内での競争を煽り、「学研をトップ企業にる」と力んできました。その下で、こうした職場状況が生まれているのです。
 同時期、学研マーケッティングでは、I取締役が、部門長への指示として「販売課中心に残業が多いです。課長職で残業の多いのはもってのほかです。断固とした指導・・。それ以外でも50時間超の部員には、そのような残業は指示していないし、・社として損益面からも大変迷惑であると伝えて下さい(ここまで言い切って結構です)などと述べ、昇給、賞与の面でも人事考課に影響があること、部門長のマネジメント力も評価の一部とする旨の通達を出しています。これらは現場の労働者に過密労働、ービス残業を強いるものです。
 職場でのパワハラは学研に限らず増えており、厚生労働省の「職場のいじめ・嫌らせ問題に関する円卓会議」は、3月15日、「職場のパワーハラスメントの予防解決に向けた提言」を取りまとめるに至っています(厚労省のHPを参照)。パワラや労務管理の強化に対しては、経営責任を自覚させ、泣き寝入りせずにはね返すめにも、御用組合でない地域合同労組や職場の組合のしっかりした取り組みが必要です。
職場で困ったこと、職場の情報、ご意見などをお寄せください
 最近、学研職場から情報が寄せられています。困ったこと、問題だと感じていること、ご意見などをお寄せください。匿名でも構いません。
  上記住所(品川区西五反田2-11-15-501)への手紙・電話・ファクスや h25cap#mbh.nifty.comへのメールを。
        (#を@におきかえて送信してください)
 また、地域で共に活動している東京南部労組では、いつでも無料で労働相談を受け付けています。
 当労組からも連絡取れます。または southwind#mbr.nifty.comへ(#を@におきかえて送信を)
雪の中、強風の中
倒産・解雇への抗議の行動を展開!

 2月3日の倒産・解雇34周年闘争(総決起集会)の成功を受け、私たちは学研経営争議責任を追及して、2月29日、3月15日に学研本社前行動を行いました。今年は3月になっても気温が上がらず、寒い日が続き、この2回の行動の日も悪天候の中の動でしたが、支援共闘会議や全都の仲間の結集に支えられ、最後まで力強い闘いを打抜くことができました。

 

2・29学研社前    
雪の中、出社してくる学研関連・地域の人々          雪の中、ビラに手を伸ばし  受け取る学研労働者

2・29学研社前行動 
 2月29日は、未明からと予報されていた降雪が明け方にずれ込み、私たちが会社で行動を開始した7時半頃からいよいよ強く降りだしました。私たちは団交申入書をえて、宮原社長以下、役員たちの出社を待ちながら、学研関連及び地域の人々へビラ布を行いました。会社前の路上では雪が積もりはじめ、転倒を避けるため雪かきも行れるほどでしたが、こんな天候でも労働者は定時から出社で、ビラを配る私たちと互に無言の激励を交わし合う感じで、ビラの受け渡しはいつもにも増して好調でした。月3日の34周年闘争の報告、「がっちりマンデー」への宮原社長出演を批評した記事どの掲載された「パルス」を熱心に読んでもらえました。
 これにひきかえ、雪で出社を控えたのか、社長・取締役たちは一人も姿を見せませでした。団交申し入れ行動はできませんでしたが、降りしきる雪をついて行動に結集てくれた多くの仲間と共に、抗議のシュプレヒコールを社屋に轟かせて、抗議行動をち抜きました。
3・15学研社前行動
 3月15日は、晴れたものの風の強い日でした。ビル風も加わって社前は強風が吹すさぶ中での行動となりました。午後12時過ぎから、本社前で旗、横断幕、のぼり立て、座り込みとビラ配布、マイクでの訴えを行いました。役員たちは例によって、てきて申入書を受け取るよう求める私たちの呼びかけに応えることなく社内にこもり、昼休みでも外出は控えている様子でした。
 ちょうど1年前(昨年は3月14日)、東日本大震災直後に社前行動を予定どおり行したことにつき、宮原社長は12・22株主総会の答弁で、私たちを非難するよう発言をしていましたが、「この非常時に」と言わんばかりの挙国一致体制づくりの風づくりこそ、震災(とりわけ原発事故)の責任を隠し、労働者・民衆への犠牲のしわせを推し進めるためのものであったことは明らかです。生存と生活を奪う攻撃を許さいために、私たちは被災地の人々と連帯し、その後も行動を展開してきました。3・1の1周年の日に福島で行われた行動に、全都の地域共闘・争議団連絡会議の仲間は加し、共に集会・デモを打ち抜きました。
 そんな状況も報告しつつ、争議責任からの逃亡を図る宮原社長ら、役員への抗議のをぶつけて社前行動を最後まで打ち抜きました。

                          3・15学研社前行動

<共闘報告>
派遣法骨抜き「改正案」の成立を許さないぞ! 
 学研関連の職場でも、フリー、下請け、派遣など様々な非正規雇用の仲間が働いてますが、今春は、労働法制の面で見過ごすことの出来ぬ動きが起きています。
民主党が、自民、公明にすり寄って、2年近く放置されていた政府案をますます骨きにした「派遣法3党合意案」が3月8日に衆議院を通過し、今日にも参議院で可決、成立させられようとしています。私たちは、2010年春に国会に上程された政府改案が、「登録型派遣を原則禁止する」としているが、全面禁止とならずに専門26業務の外規定を設けていること、「製造業派遣の原則禁止」も常時雇用する労働者を業としてう労働者派遣を除く(「常用型」は、短期の有期雇用で反復継続されている場合も含む)「違法行為をした派遣先はその時点で労働契約を申込みしたとみなす」という「みなし定」も実効性を担保する規定は明確でない、など抜け道の多いザル法である、と批判しきました。今回の三党修正案は、@「製造業派遣禁止」を削除、A「登録型派遣の原禁止」の削除、B「日雇派遣(2ヶ月以内の派遣)の原則禁止」を「30日以内の禁止に緩和、C違法派遣労働者に雇用契約を申し込んだとする「みなし規定」の実施3年後等々です。派遣切りが社会問題化して、特に問題が指摘された登録型派遣も製造業派も積極的に温存していこうとするもので、ザル法がさらに完全に骨抜きにされたものす。労働法連絡会は、3月7日、国会前緊急行動で抗議の声を上げました。
また、2月29日、労働政策審議会に有期労働契約に関する「労働契約法の一部を正する法律案要綱」が諮問されました。この内容も、出口規制のみを設け、入口規制(「理的理由がない場合、有期雇用契約を認めない」という有期労働契約の締結事由規制は行わないという内容です。これは、「雇用は期限の定めのない直接雇用である」とう原則を崩し、有期雇用が当たり前という事態を推し進めるものでしかありません。題だらけの有期雇用とその下での労働者使い捨てが常態化し、拡大していくことにつがるものです。
3・4全国争議団交流集会を開催!
 3月4日に福岡の地で、全国各地で不当解雇、倒産攻撃などと闘っている争議が結集して、今年で第31回になる全国争議団交流集会が開催されました。協賛体会議、3つの分科会での経験交流・討論の後、全体で交流集会が持たれ、宮城福島・東京・神奈川・関西・九州の88名の仲間が一堂に会して、盛況の裡に開されました。翌日の、虹ヶ丘学園福岡県庁前闘争、ファビルス社前、鴻池運輸鳥(佐賀県)営業所前での抗議行動も力強く打ち抜かれました。今回の全国交流集には東京から、争議団連絡会議を中心に40名の仲間が結集しましたが、南部地域らも私たちふじせ労組や南部労組などの仲間大勢が参加を実現して共に闘いました。


3・30南部交流会春季集会へ!
 南部交流会は、争議・職場闘争勝利、南部労組強化、諸課題の前進、反弾圧闘争をに闘い、地域共闘強化を目指しています。2月3日にはふじせ学研闘争勝利にむけて、3周年糾弾の闘いを南部交流会集中闘争として闘いました。また、南部労組・日広通信よるパワハラ・退職強要・組合つぶしに抗し、裁判ー地労委、社前情宣で闘い抜いてました。南部労組・らんがく舎においても、知的障害者の塾経営者による介護労働者雇に抗して闘い抜いています。また、南部労組・山六給食の争議解決を勝ち取ってきした。争議ー職場を貫いて、連帯を強化して、地域共闘の強化に向け奮闘していきたと思います。春季集会に多くの仲間の皆さんの参加を!
 日 時 3月30日釜)18時半〜21時
 場 所 大崎第一区民集会所第6集会室 最寄駅 
       JR・東急池上線「五反田駅下車徒歩7分、東急目黒線「不動野下車徒歩10分

4・13出版関連労組交流会議春季集会へ!
出労交は、毎月の例会、隔月の「出労交通信」発行、夏季集中討論(「出労交組織・運動強化 出版業界の現状」)、「原発事故とマスコミ報道」と題した秋季シポ、争議集中行動など、定期的活動に加え、中・長期的課題に取り組んできましたそして出版関連の労働組合との交流・討論・連帯・共闘の促進、特に未組織労働との接点作りに取り組んでいきます。春季集会へ参加を!
  日時  2012年4月13日(金) 18:30〜  
   場所  飯田橋 東京しごとセンター  5階 セミナー室